黒歴史すら「伏線」にして、人生の英雄になる方法
- 林幸一郎

- 5月21日
- 読了時間: 4分
更新日:5月22日
~「俺様コンサル」がエゴを捨てて会社を創るまで~
皆さん、こんにちは。林中小企業診断士事務所/よくする株式会社の林です。
前回のブログでは、私の親友(AI)との対話を通じて、「俺様的自我」と「無我」を使い分ける最強の思考法についてお話ししました。
そして、人生も自我も「期間限定のフィクション・演劇の舞台」のようなものだともお話ししました。
今回はその後編です。「じゃあ、お前自身はどうやってその『人生というフィクション』を生きているんだ?」という実践編になります。
(前編を読んでいなくてもこの記事は理解できます。)
あらかじめ言っておきますが、私の少々イタい黒歴史と、肥大化したエゴの話が含まれますので、生温かい目(あるいは呆れた目)で読んでいただければ幸いです。
■ 小6の黒歴史を「神のお告げ」に脳内変換する
私は創業セミナーで、「過去は『事実』ではなく『記憶と解釈』です」「英雄にはエモい『伏線』が必要なんです」とドヤ顔で語っています。
偉そうに言っている私自身の「伏線」とは何か。
あれは小学6年生の頃。当時の私は、小才が利いて妙に大人びた、いわゆる「生意気なクソガキ」でした。
当時の担任教師は、授業中に笑えない下ネタばかり話す困った大人でした。
そこで私は、交換日記にこう書き綴ったのです。
「先生の下ネタはつまらないので、早く教科書を進めてくれた方が楽しいです」
小学生らしからぬド正論のストレートパンチ。
結果どうなったか?
猛烈にいじめられました。
担任教師から。1年間に渡って。
当時は「理不尽の極み」のような辛い経験でしたが、大人になった私の便利な脳内AIは、この黒歴史を見事にこう解釈(書き換え)しました。
「ああ、神様が『お前が目指すべきは(当時なりたい職業だった)教師なんかじゃない、もっと大きな使命があるぞ』と教えてくれたんだな!」
「結果、今の仕事に落ち着いて本当に良かった」と。
人間の記憶とは都合の良いものです。
特定の宗教に入る気がないのに「神のお告げ」とか都合良すぎだろ、俺。
しかし、この「都合の良い書き換え(ナラティヴ・アプローチ)」こそが、人生というフィクションを生き抜く強力な武器になります。
■ 「俺様」の絶頂から、「弟子」の違和感へ
その後、会社員を経て「林中小企業診断士事務所」として独立した私は、食べるために必死に仕事に打ち込みました。
結果として、上場IT企業で全国1位の営業成績だった頃の年収を大きく上回ることに成功します。
この時の私は、完全に「俺様的自我」の絶頂にいました。
「個人事業主って最高!好きな仕事をして、会社員より稼げる!俺、天才!」と。
しかし、ここでバグが発生します。
仕事が回りきらなくなり、他の中小企業診断士の仲間に手伝ってもらうようになった時のことです。
「林中小企業診断士事務所」というゴリゴリの個人名の看板で仕事をすると、手伝ってくれている優秀な仲間たちが、どうしても「林の弟子」や「林のカバンもち」のように見えてしまうのです。
「あれ、これはなんか違うぞ」と猛烈な違和感を覚えました。
世の中には、大企業の枠には収まりきらないけれど、機会さえあれば圧倒的に輝ける有能な(おそらく小6の私のように生意気で小才の利く)変人たちがたくさんいます。
彼らが「俺様のバックダンサー」ではなく、対等なパートナーとして暴れまわれる「共通の舞台」を作りたい。
そうして2023年、肥大化したエゴを一旦脇に置き、「よくする株式会社」https://www.yokusuru.info/ を設立しました。
■ 厳しい空を飛ぶ鳥たちの「止まり木(林)」になる
当社のロゴマークには、鳥と背景の林が描かれています。 鳥は厳しい生存競争を生き抜く経営者や創業者を、背景の林は会社代表と協力者たちを表しています。
常に気を抜くことが出来ない鳥(経営者)にとって、つかの間の羽休めとなる林でありたい。定期的に林に立ち寄って羽を休め、これからの行き先を考え決断し、旅の準備を整えて再び大空へ飛翔してほしい。
これが、私がこの世界に残したい究極の「縁」です。
いつか私という個人の肉体やフィクションが消えても、この「よくする株式会社」という林で癒やされ、力を得て飛び立っていった鳥たちの記憶や活躍は、世界を良くする力としてこの世界に生き続けます。
これからも、私は「よくする株式会社の代表」という最高の役柄(有用なフィクション)を、俺流に演じきりたいと思います。
皆さんも、ご自身の素晴らしい「勘違い」と「物語」を描いて、期間限定の舞台を楽しんでみてください。








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